住宅ローンの金利は日銀のマイナス政策により『超低金利時代』と呼ばれる今を迎えています。
各金融機関が様々な住宅ローンの商品を打ち出し低く低くと価格競争が起きています。
好条件で借入出来る事になっている昨今、『借り方、返し方』の考え方も大きく変わってきています。
話は反れますが、下がっているのは借りる時の金利だけではありません。預金の金利も下がっています。
普通預金の金利でいえば0.001％です。100万円を１年間預けると10円の利息しかつきません。
住宅ローンの金利ではおおよそ0､6％～1､2％です。しかし住宅ローンで家を購入するとなると大きな金額、長い期間になります。いくら低金利とは言え支払いの総額にすると大きな金額の利息を払う事になります。
そこで大きな効果を生み出すのが『繰上げ返済』です。例えば3000万円を35年金利１％で借入れするとします。そうすると支払い総額は35567998円になります。
利息だけで5567998円払う事になります。100万円あたりの利息で約185､000の利息が掛かっている計算になります。考え方を変えれば100万円の繰り上げ返済で得られる効果は1､185､600円。
185､000円の利息も消える計算になります。10万円の返済で約18､500円の利息が消せます。
住宅ローンを組んでいる方にとっては貯金より大きな効果を生む資産運用です。
『貯めるより返す』毎月のコツコツした積み重ねが気が付けば大きな節約、資産を作る事になります。
繰上げ返済の手数料が無料でできるようになった今、月々のゆとりから少しずつでも繰上げ返済をしてみたらいかがですか？
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