かつては、自家用車などはステータスでしたが、今ではひとり一台所有するお宅もある一方で、所有欲の薄い若者の間では車を買わず、必要な時だけレンタカーを利用する人が増えているそうです。
そうしたニーズを汲み取って、カーシェアリングサービスが急速に伸びているのです。
こうした傾向はエコロジーへの関心とも相まって欧米でも顕著になっており、車以外でも自転車など様々なシェアリングサービスが増えています。
所有から共有、リサイクルへという流れは、世界的な潮流なのです。
ただ、日本人の気質として、新品を好む傾向が強いようです。
欧米では一般的な家具付きなどは不人気で、住宅は古い方が価値が高く、築200年の古屋やアンティーク、骨董品というのは、欧米では市場も安定して流通しています。
とは言っても、日本の若い世代はリサイクルに大変積極的で、フリーマーケットや物々交換、インターネットオークションを利用した個人のモノのやり取りは活発になっています。
世の中は変化しつつあります。